【盲点!?】中古マンション購入時の銀行選び

中古マンションを、住宅ローンを使わず、現金で購入することにした私たち。不動産のキャッシュ購入はおそらく少数派だと思うので(どうでしょう?)、気をつける点を挙げてみます!

■ 普段インターネット銀行しか使っていない人は、物理的な店舗のある銀行に口座を開設しておくこと

この超低金利の世の中、少しでも利息のよい銀行を求めて、ネット銀行をメインに使っている方も多いのではないでしょうか。実は我が家もそうです。会社からの給与受け取りは新卒の時に開いてそのままの都市銀行ですが、普段のクレジットカードの決済やら引き落としやらはネット銀行(楽天銀行)を利用しています。

普段生活する分には、口座管理はもとより、現金引き出しや振込も手数料もお得で、何の問題もありませんよね、ネット銀行。

ところが!不動産取引って、思うよりもずーーーっとアナログな世界です。そもそもまだ印鑑が重要な世界です。(今、役所の手続きにさえ、印鑑不要になりつつありますよね。)私たちが、中古マンションの売買契約を結んだ際も(その時の詳細はこちら→https://ameblo.jp/sbshimin/entry-12749172227.html)、夫婦二人分の印鑑を押しまくりました。

なので、まず、売買契約時の手付金は現金で支払う必要があります。ATMの引き出しには限度額があるので、ちまちま引き出す必要があり、そうなると手数料もかさんでしまう。。。となると、銀行窓口で引き出すのが便利です。私は、ネット銀行から都市銀行に資金を移動し、都市銀行の窓口で手付金(150万円)を引き出しました。(ちなみに、窓口で用途を訊かれましたが、「不動産購入経費です」と言えば特に複雑な手続き等なくOKでした。)

それからもう一つが、引渡しの時です。住宅ローンを借りる場合は、その銀行の会議室に関係者全員が集まり手続きをするのでしょうが、キャッシュ購入の場合は、売り主・買い主・それぞれの不動産屋・行政書士という関係者全員の前で売買金額の残金全てを売り主の口座に振り込む必要があります。

さすがにウン千万円の現金を持ち歩くのは危険なので、銀行振込するのですが、ネット銀行だとやはり振込額の上限にひっかかってしまう。それに、何かの技術的な問題が生じて、振込がエラーになってしまうリスクが残る。というわけで、銀行の店舗窓口に赴いて、窓口で振込依頼をする必要があるのです。

ちなみに、私は、新卒時から20年以上給与受け取りに使っている都市銀行に、予め電話して、引渡し当日に打ち合わせスペースのような場所を使えるか聞いてみたのですが、回答は「ダメ」でした。。。なので、仕方なく、窓口のあるロビーで行政書士さんたちとの書類のやりとりを行ったのでした。(ケチデスネーーー)

不動産購入は、大きなお金が動くことなので、万一にもアクシデントがないよう慎重にいきたいですよね。キャッシュでの購入の場合も、振込元口座への資金移動など、なるべく余分な手数料がかからないよう早め早めに計画的に進めるのが吉です。

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