【how to】契約から引渡しまでの間にやること4点

中古マンションの売買契約を無事終えてから、引渡し(通常、契約から1~2か月後)までの間に行う必要があることは次の4点です。(注:我が家は現金購入だったので、住宅ローン関連の手続きは除きま

1 司法書士を決めること

引渡しの当日に、法務局に赴き所有権移転の登記手続きを行う必要があります。この業務を委託する司法書士を決めておかねばなりません。

私たちは、不動産屋から、どこでもいいですよ~、知り合い等で頼みたいところがあればそこに連絡しておいて下さい、と言われたのですが、司法書士の知り合いなどおらず。。。なので、不動産屋が普段使っている事務所から見積をもらいました。経費はおおよそ20万円強くらい。ネットで見聞きした中古マンション購入体験記でも、登記費用はだいたい同じくらいだったので、この事務所にお願いすることにしました。

具体的な支払額はこんな感じでした。↓

  • 所有権移転:税121,900、報酬64,800
  • 登記事項証明書:税500
  • 事前・立ち会い当日謄本:税1,002
  • 専用住宅(減税)証明書:税1,300、報酬10,000
  • 日当・交通費:5,000
  • 消費税7,972
  • 合計:212,400

所有権移転手続き自体は、司法書士に委託することはマストではないです。自分たちでやろうと思えばできます。(私の母は、農地を購入後の登記を自力でやってました・・・。)でも、「20万円、高い!」と思っても、その7割方は国に取られる税金で、司法書士への報酬額は8万円くらいです。引渡し当日は非常に忙しいので、煩雑な書類手続きや、慣れない法務局での登記作業を考えれば、大事な取引に万が一のミスを起こさないためにも、私たちは委託の選択一本でした。

2 住民票を新居に移す

これは、引渡し当日よりも前に行った上で、新しい住所(新居)の住民票を発行し、上記の司法書士に提出する必要があります。税金関係ですね。これを行わないと、余計なお金を払う羽目になります。

3 火災保険に入る

賃貸マンションでは、不動産業者指定の保険に(ほぼ)強制加入でしたが、新居の火災保険+地震保険は自分たちで選んで忘れずに入っておく必要があります。私たちは、ネットの価格比較サイトや口コミを見比べた結果、SBI損保に決めました。保障の内容は、高層階(9階)のマンションということを考えて水害を外したり、家財の補償額をあまり高額にしないようにしたりで、93,030円/5年間になりました。保険は、家族構成などにもよりけりだと思うので、御参考まで^^。なお、地震保険に支払った代金は、所得税控除の対象になりますよ。

4 夫婦共同名義の場合、持ち分を決めておく

我が家は、夫=専業主夫、妻=会社員のシングルインカムなのですが、購入するマンションの名義は夫婦共同にしておこうと思っていました。そして単純に「持ち分は50:50かな」と思っていたのですが、実は、持ち分比率は本当に厳密にそれぞれの個人の出資比率に応じる必要があるのです!それを適当に「半々で」とやってしまうと、後々税務署から、「これは贈与税の対象にあたる可能性がありますよ?」とのお伺いが来てしまうとのこと。ひえ~~~。

そこで、我が家はそれぞれが出資する分を厳密に計算して、上記の司法書士に伝え、登記をしてもらいました。よかった~、でもこれはもしかすると世間では常識なんでしょうか???贈与税とか関係ない生活をしていると、なかなかそこに考えが及ばないですよね。

夫婦の共同名義にする場合、遺産相続の話なども絡んでくることなので、しっかりシミュレーションして検討されることを勧めます!

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