【リフォーム実例】迷った!フローリングの色と材質

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リフォーム後の我が家のリビング。床は洗面所とトイレを除き、全て同じフローリングにしました。

私たちが購入した中古マンションの床は、リビングがフローリング、洋室がカーペット、キッチンがビニール(クッションフロア)とバラバラ。全部はがして、フローリングで統一することにしました。

床は、壁や天井と並んで面積が大きい部分なので、部屋全体の雰囲気に大きく影響します。おまけに、壁や天井と比べて、「やっぱり気に入らない」と言ってそうそう気軽に張り替えられるものでもないので、「フローリングの材質(素材)と色をどうしようか?」というのは、本当に最後の最後まで一番悩みました。

みどり
みどり

特に、うちのマンションの規則は厳しめで、フローリング防音性能が最上級(LL40)を求められていたので、そもそも選択肢が少なかったのです・・・

♦フローリングの材質:無垢材?合板?シート?

なんとなく、素敵、素足に気持ちよさそう、経年で味が出そう、ということで「無垢材がいいな~」と思っていました。でも、マンションの規則が定める防音性能を満たす無垢材はなく、あっさり却下(涙)。一軒家だったら自由ですが、そこはマンションなので仕方ないとあきらめました。

下はリフォーム前の写真ですが、こういう感じのテカテカ光るフローリングはあまり好きでなく。

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リフォーム会社の一押しはシート型のフローリングでした。丈夫で傷が付きにくく、紫外線にも変色せず、手入れしやすいというのがその理由。「今はシートといっても、すごく進化していて、自然ですよ」ということで、サンプルを見せてもらい、その中で肌触りが好みで(マットでパウダリーな感じ)、色味も良さそうだったメーカーのショールームに実際に足を運んで、最終的に決めました。(選んだのは、NODAのアートクチュール・ソンです。)

ショールームの展示は下の写真のような感じでした。自分の部屋一杯の床をこれにしたらどんな感じになるのか、なかなか想像するのも大変です!NODAは大きめのサンプルを工場から送ってくれるので、それを実際に自宅の床に置いてみて、あちこちから眺めて想像しながら確認しました。

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さて、実際にシート素材のフローリングにして、暮らしてみての感想ですが、とても満足しています。

  • 防音性能LL40の特性として、クッションが利いてふかふかしている感じがあるのですが、すぐに慣れます
  • 裸足で歩いてもペタペタせず、さらさら感が気持ちいい。
  • 何より手入れがラク!キッチンの水汚れや油汚れも、すぐに拭くだけで問題なし。
  • 丈夫で傷が付きにくい。私は、アメリカ製の非常に重いコーヒーメーカーを床に落としてしまったのですが(もちろんコーヒーメーカーは壊れた)、床は傷一つなしで済みました。
  • ルンバをかけるのも問題なし

♦フローリングの色:暗いと部屋が狭く見える?

床の色が明るいと、部屋が広々と見えるというのはあると思います。

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私たちが内見したリフォーム済みの中古マンション。全体に白く明るく清潔感があって、広々見えました。

ただ、私たちは手持ちの家具がほとんど濃茶のウォールナット・カラーだったんですよね。インテリア的に家具と同じような色味の床の方がしっくりくる。。。それから、明るめの床だとやっぱり汚れ(特に黒い髪の毛)が目立つ!気になる!

というわけで、我が家は一番上の写真のような少し濃いめの色を選びました。汚れが目立ちません!!

リフォーム前と異なり、巾木(はばき)を床の色ではなく、壁の色と同じ白にしたのも、濃いめの色の床の圧迫感を軽減する効果があると思います。

♦フローリングの幅:広め?細め?

リフォーム会社曰く、今の主流は幅広め(幅14-15cmくらい)のフローリングだそうです。その方が部屋が広々と見える効果があるそうな。

この辺は個人の好みの範疇かと思いますが、個人的な感想としては、幅広めのフローリングはモダンでカジュアルな印象幅細めのフローリングはクラシカルで端正な印象を受けるように思います。うん、各自の好みですね。

みどり
みどり

私は床材選びは本当に迷って考えて、夫にあきれられるくらいだったのですが、後悔しないようにとことん迷って考えていい部分だと思います!!

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